【Whale Song】・・・・・・・・・・Page23



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皆さんは、クジラの歌声を聴かれた事がありますか???
1月初旬から3月中旬位までの間、ここ久米島では、外洋に面したポイントで、
ダイビング中にザトウクジラの歌声を聴く事が出来ます。

例えば、トンバラというポイントを潜っている場合…
エントリーした直後からエキジットして水面に顔を上げるまでの間中、
この歌声に包まれながらの至福のダイビングが味わえる時があるのです。

固体によって、又はその時のクジラの状態によって、その音色は様々です。
低音で渋いテノールが反復し、自らの言葉を訴え掛けている様な音色の時があったり、
高音で自分の感情の高まりを歌に変え、辺り一面に響き渡る様なソプラノの様な音色の時もあったりと、
その固体のその時の年齢や身体の状態、その瞬間の感情等により、様々な音色を披露してくれます。

この歌声…
主に、クジラ同士のコミュニケーションを目的としたモノの様です。
水中では光の吸収が大きく、視界が悪く、水中では分子の拡散速度が遅く、視覚や嗅覚が有効に働かないため、
水中でのコミュニケーションは、音の速度を利用した聴覚に頼っているようです。

雄のザトウクジラは、交配期に頻繁に歌い続けます。
雌に熱烈にアプローチする愛の賛歌であったり、
一頭の同じ雌を争う雄同士の戦闘歌であったり、
と研究者の間では言われていますが…未だ、はっきりとした研究結果は出ていません。

私的には…
研究結果が出ようが出まいが、どうでもいいのです。
あの心の奥底にまでも響き亘り、私の身体を震わせてくれる歌声が聴けるのであれば、
何時までも…何歳になっても…潜り続けたい…そして、感じ続けたいだけなのです。

そう。ただ、それだけなのです。


『Page23 Photo : 耳を澄ませて』
皆さん…
海の中で、耳を澄ませて下さい。
素敵な音色が…聴こえてきませんか???
身体全身が震えるような感動の響きが!!!


≪余談≫
一度でいいから…
フィーディング・コール(feeding call)と呼ばれる歌を聴いてみたい。
残念ながら冬の久米島を訪れるクジラは、殆んど捕食をおこなわない為、この歌を歌ってくれません。
将来、足腰が弱っちゃう前に…アラスカなんかに行っちゃおぅかなぁ。(^^ゞ
(そんなに遠くない将来のような…汗。笑。)

※フィーディング・コールとは…
ザトウクジラは一般に、群として集まり、協調して摂食します。
魚群の下側で遊泳し、全員が魚の群を突き抜けて垂直に上方に突進し、一緒に水から飛び出る。
飛び上がる際には、大きく口を全開し、ニシン等の群れを捕食する。
この突進の前に発せられる歌声を、フィーディング・コールといい、
長い音(声)であり、5-10秒程度持続すると言われています。
この捕食の場面を、テレビで放送されているのを見た事があります。
今まで聞いた事のない、何て言えばいいのか言葉で表現できない音色で、
その場全てのモノ(海・空・山等の周り全てのモノ)が振動する様な歌声でした。

ライブで、この自分の耳で…感じてみたい。
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by paginate | 2009-01-12 21:20 | Whale-Chapter

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