【汰海丸】・・・・・・・・・・Page43



去年まで、漁師さんにお借りして使わせて頂いていたお船“汰海丸”(タイガ丸)を

去年暮れに譲って頂き、正式にESTIVANTのダイビング船となりました。

今年一月の後半より、那覇にて改装工事をして頂いていましたが、

工事を無事に終え、一昨日久米島に帰って参りました。

そして、昨夜は久米島の泊港にて、お披露目のお祝いが行われ、

沢山の海人、島人、お友達がお祝いに駆けつけて下さり、酒宴を盛り上げて下さいました。



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では、“汰海丸”が如何に改装されたのかを少しご紹介させて頂きます。

今までゲストの皆様には、何かとご不便を掛けておりましたが…

パーフェクトとは言えないまでも、今までよりは快適に、船上で過ごして頂ける

仕上がりになっております。


①トイレが付きました。

室内がとっても広く、大きな男性が入られても、窮屈さは一切感じさせません。

広い空間を思う存分お使い下さい。

ただ…入り口が狭く、入り難いですがぁぁぁ~っ。何かぁぁぁ~っ。


②温水シャワーが付きました。

200Lの水槽タンクをエンジンで温め、何時でも何処でもシャワー美人。

海から上がって直後のシャワーは、特別気持ちのいいものですよね。

ただ…エンジンで水が温まるまでは、冷水ですがぁぁぁ~っ。何かぁぁぁ~っ。


③お屋根が付きました。

夏の日差しのキツイ日に、ボートコートに手袋に婆バイザー姿の貴方。

もうそんなTPOを無視したスタイルは、ESTIVANTでは無用です。

大きなお屋根の下で、思いっきり水着姿になって、自分を解放しちやって下さい。

ただ…太陽の低い時間帯は、太陽光燦燦ですがぁぁぁ~っ。何かぁぁぁ~っ。


④波飛沫、風、雨避けのカーテンが付きました。

今まで、ダイビングのエントリー前に、ひと潜りしちゃったよ~という感じで、

ポイントまでの移動中、波と風と雨との格闘に、身も心もズタズタだった皆様。

もう大丈夫です。闘わずして、ポイントまでお連れ致します。

ただ…余りにも風の強い日には、運転に支障が出るやも知れませんので、

カーテン上げちゃいますがぁぁぁ~っ。なにかぁぁぁ~っ。


⑤お荷物収納ポケットが付きました。

今まで、濡れては困ってしまう荷物の置き場に困ってらっしゃった皆様。

もう大丈夫。自由に使って頂ける、蓋つきの物入れを作りました。

かなりの収納力がありますので、何でもかんでもほり込んじゃいましょう。

ただ…底が深いので、荷物を取り出す時に、自分自身がポケットの底まで

スッポリ!!!なんて可能性も有りますがぁぁぁ~っ。何かぁぁぁ~っ。


まっ。この様にパーフェクトに近い感じで(どこが近いねん!!!ですよねぇ。笑)

仕上がって、皆様のご乗船を今か今かとお待ちしている“汰海丸”です。




大学の卒業を待たずして、久米島に渡って…二十三年。

ダイブエスティバンを立ち上げて…十七年。

島に自分の城を構えて…九年。

この二十三年の歳月の間に、数え切れないほど、この“船の祝い事”に、

祝う側として参加してきた…彼。

海人以外の人間が…

島人以外の人間が…

この島で、自分のお船を所有するという事の「難しさ」を、痛いほど感じてきた…この二十三年。

祝う側から、祝われる側に立てたという喜びは、

誰にも推し量る事のできない程の大きさなのだと思います。

昨夜の彼は、何時もの饒舌さも無く、酒にも酔わず、終始緊張の面持ちで、

宴の成功のみに集中している様に、私には見受けられました。

それほどこの宴は、彼にとって、沢山の意味が詰まった催しなのだと思いました。




「こんだけの人が、祝ってくれるのは、なかなかないさぁ。とってもいい宴だったさぁ。」

「剛志の人柄さぁ。これからも今まで通りの剛志でいいさぁ」

「ここにいるもんは、皆家族だからさぁ。何かあったら声掛ければいいさぁ」

と、帰り際には、必ず一声掛けて下さる皆さんの優しさが、

彼を今まで支え、そしてこれからの海人としての彼の人生の糧になるのでしょう。



今夜は家族だけで、しんみりと…お祝いしてあげたいと思っています。
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by paginate | 2009-04-07 08:43 | Island-Chapter

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