【お肌の突き当り】・・・・・・・・・・Page44



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汰海丸のお披露目の宴の夜、沢山の方々と楽しくお話をさせて頂いていた中。
ある一人の海人との会話です。

「剛志の奥さん、おばぁさんねぇ。」
(と、笑いながら正面きって、私に言う。どう言うことやねん。このおっさん(笑)!!!と、思いながらも)

「そうですかぁ。同じ年なんですよぉ。」
(あくまでも笑顔で。最高級の笑顔で答えた私。偉いやん…私。)

「俺よか、お姉さんかと思ったさぁ。」
(と、又もや笑いながら、冗談とも思えない口調で言う。なんやねん。このおっさん(笑)!!!負けるな…私。)

「若く見えますけれども、お幾つなんですかぁ?」
(と、全然若くも見えないけれど、別に年にも興味ないけど…聞いてみた。)

「50とチョッとよ。どう???若くみえるだろぅ???」
(と、ご満悦。年相応とは思えぬ出で立ちが、若作りを物語っている。
十代二十代の子が被るようなど派手な帽子が、夜の宴で浮いていた。)

「ええええっ。そうなんですかぁ。お若いですねぇ。」
(と、私はどんどん底なし沼に嵌っていく。どうする…私。)

「あそこんいる子は、俺の息子さ!!!どう???見えないだろ親父に!!!」
(そっか。息子の帽子被ってるなっ。あっ。そのシャツもか!!!)

「ああっ。○○君のおとうさんだったんですねぇ。何時もお世話になっています。」
(話題を仕事方面に変えようと、息子さんの方に振ってみた。頑張れ…私)

「奥さん、おばぁさんねぇ」
(ダメだった。会話が最初の最初に戻ってしもうた。頑張るなっ。もう頑張らんでいいよ…私。)

と、こんな風にその後も話題は結局そこに戻り、
このおっさん(笑)は、最後まで私の心をズタズタにして…帰っていったのでした。
まっ。とっても私を気に入って頂けたみたいで、
ふと気がつけば私の横に移動してきて、座ってるやん。
お話もメッチャ面白い方だったので、決して根には持ってはおりません。笑。



で…こんな事があり、それ以来チョッとだけ
「私って…老けてるんやぁ。どないしょう」って、
少しだけ、少しだけですよ。気にしていたのです。(結構、まだまだ乙女でしょ。自爆)



今日は、とってもお天気が良くて、太陽燦々だったので、
山にお花の撮影に出掛けていた私。
カメラを構えて、アングル色々変えて、自分の世界にドップリ浸かっていた最中。
シャッターを切ってから、撮れ具合を確認しょうと、液晶モニターを見て………愕然。驚愕。慟哭。笑。
撮影直後の画像表示時間を短くしている為、モニターには何も写っておらず、
覗き込んでいる、私の目元がリアルに写り込んでいる状態。
その写りこんだ私の顔には…
無数の皺・皺・皺皺皺皺皺皺皺皺・・・皴。
ほんとだっ。あのおっさん(笑)が言ってた通り…おばぁちゃんみたいな私がそこに写っていた。

(太陽光燦々の日に、真っ黒の液晶モニターを見ると…
よく化粧品のコマーシャルか何かで、暗いところに入って、
何かの光を当てたら…ほらっ。こんなに皴が!!!こんなにシミが!!!ってやつみたいに写ります。
言いたい事解ってもらえているでしょうか???笑)



そう言えば…
15の頃から、冬は、12月から4月までは、スキー焼けで、お顔真っ黒け。
夏は、サーフィンで全身真っ黒け。
18の頃から、ボードセィリング(ウィンドサーフィン)にドップリ嵌り、
小麦色通り越して、コーヒー豆色。しかもしっかりローストしたコーヒー豆。
その頃も冬は、スキーでお顔真っ黒け。
仕事では、現場から現場へ。真夏の暑い日も直射日光の真下で打ち合わせ。
(設計士というお仕事…室内に篭って図面仕上げているだけではなく、半分以上の時間を現場周り、
役所周りで費やされています。結構アウトドアなお仕事なのであります。)
そんな生活を続けに続けて…
三十路をこしてからの、ダイビングとの出会い。

十代二十代の頃に…
「日焼けが似合うね」なんて掛けられた、お世辞言葉に調子乗って、
日焼け対策なんて無関係を突っ走ってきた…私。

三十代に入っても…
ダイビング船の上で、そこまで塗らんでもと思える程、顔に斑に残った日焼け止めをして、
ボートコートに手袋、その上農家のおばあさんが被る様な帽子を被っている女性を見て…
折角こんな素敵な海に来て、そんな格好せんでもいいやん。
と、実は少しバカにしていた私。
(こんな姿の皆様…ごめんなさい。でもこの先をちゃんと読んでくださいね。)

四十代の今、現在…
海に出る朝、日焼け止めを塗りはしますが、その後塗り直す事を忘れてしまう。
そして…気がつけば…真っ黒け。

大阪に住んでいた頃には、チョッと頑張ってお仕事していたお陰で、
ワンセット10万なんていう基礎化粧品を惜しげもなく使って、自分の行いを誤魔化せていましたが…
沖縄に住む様になってからは、
そんな高価な物買う余裕も、暇も無く、
その辺のスーパーで売っている基礎化粧品。

オマケに…タバコすぱすぱ。お酒グビグビ。

そりゃ。おばぁさんにもなりますよね。
これからどうすりゃいいんだ!!!
どうしたら、少しはお肌が復活するんだ。

ボート上では…日焼け止めにボートコート・手袋・婆バイザー。
陸では…タバコもお酒も止めて、ひたすらビタミン摂取。
お肌に良いとされる成分の一杯入った化粧品買って、
サイプレスのエステに通ってみようか…。

なぁ~んて。
無理です。私には。
まっ。気にするだけで、結局何もせず、どんどん老けちゃうんでしょうかねぇ。私。
あかんや~~~ん。私。
どうするね~~~ん。私。

気になって、パートナーに「私って、老けて見える???」と、
否定してくれるのを100%期待して聞いてみた。
彼はあっさり…こう言った。

「気にしなくていいんじゃないの???見慣れているからっ。」

「…。」



ボート上で、完全防備で挑まれているゲストの皆様。
貴方は…正しい。大正解です。
きっと、十年後。二十年後に笑っている筈です。
お肌って、大切にしてあげないと…拗ねるんですね。

この年になって…気付いてもねぇ。
あぁぁぁ~っ。十代、二十代の頃に………。

すっかり意気消沈。
お肌の曲がり角をとうに突っ切って、突き当りで足掻いて、諦めた…私なのでした。

よぉぉぉ~し。今年も真っ黒けに焼けてやるぅぅぅぅ。

って、言いながらも…
ネットで高価な基礎化粧品を、真剣に検索している…私。結構どしぶとい老乙女でしょ。笑。
(高価だからいいってモンじゃないのに、どうしても高価=助けて貰える。と思ってしまう今日この頃です。)




『Page44 Photo : DAY-GO』
液晶モニターで自分の目元を見つめて、愕然。驚愕。慟哭する直前に撮った、島のお花…デイゴ。
こんな風に太陽一杯浴びて、輝いていた時代も…確かにあった。私にも…。
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by paginate | 2009-04-11 16:47 | Feeling-Chapter

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