【色を愛でる《Laomenes ceratophtalmus》】・・・・・・・・・・Page153
【色】
可視光線の組成の差によって質の差が認められる視覚である色覚、および、色覚を起こす刺激である色刺激を指す。
※ウィキペディア(フリー百科事典)『色』より抜粋
【色】って…世の中に何色あるんだろう???
【色】って…その場所の環境によって、見え方が違ってくる。何故だろう???
【色】って…その時の自分の感覚によって、見え方が違ってくる。何故だろう???
【色】って…不思議だ!!!
色の捉え方は、十人十色。
色を言葉で伝えるって、とっても難しいですよね。
実際に見て、撮影してきた私が、魚の色を自分の言葉で表現してみようという企画です。
(↑何時もの、勝手にやっとけシリーズです。興味の無い方はスルー願います。笑。)
第三回目となりました今回は…
《Laomenes ceratophtalmus》 の色を愛でたいと想います。
(海の博物館の奥野淳兒さんに確認をとり、正式名称を教えて頂きました。日本未記載種であり、未だ和名はありません。)
皆さん…
今まで水中で見た『赤』の中で、どの子の赤がお好きですか???
お魚の赤であったり、イソバナやウミウチワ等の赤であったり、ソフトコーラルの赤であったり…
水中で見る赤は、黒に近い色として肉眼では見えてしまいます。
が、一度ライトを当たると
その鮮やかな色合いに、喫驚された事が一度や二度はあるはずです。
この子の赤はその感動を間違いなく与えてくれる程の『赤』なのです。
言葉にするならば…「真紅」という色合いが近い感じに思われますが、
単純に一言で、「濃い紅色」と表現してしまうには、余りにも単純すぎて申し訳ない気が致します。
又、この子の場合、赤だけではなく、赤と共に交互に配列された『黒』が、
より一層、この『赤』が『赤』である所以の魅力を引き出しています。
『赤』の中の『赤』…そう。そう表現するのが正解のようなです。
私のフィールド【久米島】で、私が実際にこの目で見た『赤』の中で、
一番の『赤』を身に纏った子が…Laomenes ceratophtalmusなのです。
久米島で潜って頂ける機会がありましたら、この『赤』をご自分の眼で見て、その素晴らしい色合いに、心奪われてみませんか???
やはり…この子には【色】が必要なようです。
※第一回…2008-10-29にUP・・・・・・・・・・【色を愛でる】Page11
※第二回…2011-11-17にUP・・・・・・・・・・【色を愛でる《Serranocirrhitus latus》】Page149
『Be Paginating』
私が…
今、眼にして、
今、想ったこと、感じたこと。
今この瞬間の出来事を1頁に綴った…
現在進行形ブログ。
by paginate | 2011-12-20 14:30 | Sea-Chapter